松坂、連敗脱出

レッドソックスの松坂は16日、地元で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発登板。
通算747本塁打を誇る指名打者バリー・ボンズを2打数ノーヒット、1敬遠四球に封じるなど7回を3安打、無失点と好投した。
2番手の岡島秀樹投手もボンズから三振を奪うなど1回を零封し、結局レッドソックスが1−0で勝利。
松坂は8勝目(5敗)を挙げた。
総額1億ドル(約123億円)を動かしてレッドソックス入りした「怪物」松坂と、年間73発の記録を持つほかメジャー歴代最多記録にもあと8本に迫っている「王様」ボンズ
両者の初対決は初回、2死二塁と一塁が空いていたこともあり、松坂とジェーソンバリテック捕手のバッテリーはボンズとの勝負を避けた。
しかし4回にはボンズが先頭打者として登場。松坂はカウント1−0から外角低めの速球を投じ、センター後方へのフライに打ち取った。
さらにレッドソックス1点リードの6回、松坂は無死一、二塁のピンチでボンズと3度目の対戦。
カウント2−1と追い込んだ後、外角の抜いたボールでセカンド方向へのゴロを打たせると、これを一、二塁間にシフトしていたフリオ・ルーゴ遊撃手がさばき、ボンズが一塁でアウトになった。
松坂は初回2死一、二塁、2回2死二塁のピンチを切り抜けると、3回にはこの日初めて3者凡退。
続く2イニングも得点を与えず、6回には2死満塁のピンチを招いたもののリッチ・オリリア一塁手を見逃し三振に仕留める。
結局7回まで投げ抜き、投球内容は球数112、被安打3、与四球3、奪三振8、無失点。
5月25日以来となる白星を手にし、自身の連敗も3で止まった。(MAJOR.JP)


やっと連敗が止まった。
今日は前回のジョンソンに続き、ボンズという大物との対決。
ボンズを封じたことで、これだけの投球ができたのだろう。
今年一番の投球だったのではないだろうか。